WTO(世界貿易機関)が年内に香港で開催を予定していた閣僚会議を見送るとの公式見解を示しました。 WTOの最高意思決定機関である閣僚会議が今回見送られた背景には、2003年にメキシコで開かれたカンク-ン閣僚会議が合意に至らずに不調に終わった事が大きく関与しているようです。 個人的にはGATT(関税と貿易に関する一般協定)が物品に関する貿易だけが対象だったのに対し、WTOは紛争解決機関や貿易政策機関なども組み込まれたため、なんかあまりに組織が大きくなってしまった所へ更に加盟国の増加も伴い、なんだかとにかく数だけは多いが統率は取れない国連に近付きつつあるような気がします。なんでもかんでもグローバルスタンダードを求めるのではなく、アジア・欧州・北米がそれぞれ加盟する、APEC(アジア太平洋経済協力)、EU(欧州連合)、NAFTA(北米自由貿易協定)など、地域レベルでの活動により重点をおいて、小さな発展途上国の意見もきちんと拾っていったりした方がよいのではないかなぁ、なんて思いますが。
